時代の変遷

街角でこんなものを見つけました。

充電器?レンタル?どう使う?
人通りの多い駅前で立ち止まるのも
恥ずかしかったので帰宅して調べることに。

レンタル充電器のようです。
1台330円で翌日24時まで利用可能。
スタンドにあるQRコードを読み取って
決済すると、スロットからバッテリーが
出てくるらしいです。
返却はレンタルしたスタンド以外でも可能で、
またスロットにカッチッと差し込むだけ。

とうとうこういう機器が登場しましたか〜。
利用価値はどうでしょうか。
ということで考えてみました。
私なら・・・・
バッテリーがへたっていたら
モバイルバッテリーを持ち歩くし、
急用の連絡はLineで・・・
あ、そうか。電池、いや、
バッテリーがなければそもそもだな。
なら緑の電話の方がてっとりばやいんじゃ?
え〜っと。緑の電話、探す?
で、見つかったとして、電話番号・・・
スマホの中。

そっかそっか。いざという時には利用価値 大
かもしれません。

でも、QRコードから始めて〜というのが
やはり昭和の人間には一手間感が拭えない。
緑の電話が恋しいな。
なんなら電話ボックスも愛しいな。

今はなき駅前の電話ボックス。
夕方の混み合う時間は並んだ。
長電話してる人は顔を覗かれたりした。
家からでは話せない会話をした。
シースルーだけど秘密の空間だった。
ボックスの中で泣いた笑った怒った。

公衆電話。今では衛生的にもアウトだし、
どのみち廃れる運命だったのでしょうけど
硬貨の落ちる音を気にしながら、今よりも
ひとことひとことを大事に会話していたように
思います。