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雪下出麦
降り積もる雪の下で、麦が芽を出す頃
新暦では大晦日から新年にまたがるこの時期、降り積もった雪の下では、春を待つ麦がひっそりと芽吹き始めます。

麦は、小麦、大麦、ライ麦、エン麦などのイネ科穀物の総称で、世界で最も多く栽培されている穀物。米、トウモロコシに並ぶ、世界三大穀物の一つです。別名「年越草(としこえぐさ)」。秋に種まきをし、冬を越して翌年の夏に収穫されます。

麦は環境適応が高く、寒さに強いので、雪に覆われていても芽吹いた後はすくすくと育ち、6月ごろ、麦畑は黄金色に染まります。たくましいですね。さらにその力強さを感じさせるのが「麦踏み」。麦踏みとは、せっかく出た芽を足で踏みつける作業。踏んで圧力をかけることにより、霜柱による霜害を防ぎ、根の張りをよくするのですね。踏むことで、耐寒性も高まるそうです。人間のやる乾布摩擦みたいなものかしら。耐寒といえば、思い出しました。耐寒訓練、いやだったな~真冬に半袖半パンで走るの。でも、確かに走り終わった後は湯気が出るほど体がポカポカして、元気100倍になった気がしたものです。大人になった今は、あくまでも精神論としての「麦踏み」。踏まれるほど強くなる! 試練が訪れる度に、そう思って乗り越えたいものです。

寒さもこれからますます厳しくなりますが、乗り越えた先には春が。まずは新春を穏やかな気持ちで迎え、新しい年への希望の芽を膨らませたいですね。

みなさま、どうぞよいお年を。
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