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熊蟄穴
熊が冬眠のために穴に入る頃
「大雪」ともなると、すっかり冬。寒気が肌を突き刺すようになってきました。熊をはじめ、動物たちが冬ごもりをする時季です。

熊はドングリや山葡萄など、秋の実りをたっぷりと食べ、皮下脂肪をたくわえてから、穴蔵に入ります。満腹状態でぐっすり眠って、目覚めたら春!だなんて、きっと見る夢も幸せなものに違いないと思いきや。熊の眠りは浅いそうです。わずかな物音や匂いでも目覚めてしまう。因みにリスなどは冬眠に入ると、叩いても起きないそうですよ。よって、熊の場合は「冬眠」ではなく、「冬ごもり」と言うそうな。

冬ごもり中の熊は、エネルギーの消費を最小限に抑えるため、体温や心拍数、呼吸数を減らすことが知られています。これは、冬の餌不足と寒さから逃れるための保身術。すごいですね。体が勝手にそうなっちゃう。よって、動物園の熊は冬ごもりしません。エサが簡単に手に入るので、カラダが「冬ごもりモード」に切り変わらなからです。さらに感心するのは、この最もエネルギー消費を押さえなければならない時期に、熊のメスは、最もエネルギーを使うであろう出産をし、授乳をしながら子育てをするんです!! 子供達がしっかり動けるようになってから、ようやく晩春に穴から出てきます。オス熊よりも冬ごもりの期間が長いため、やっと春の光を浴びる頃には、もうお腹もぺこぺこ、ふらふら状態。熊の冬ごもり、お母さん熊にとっては想像以上に過酷なものなのかもしれません。

さて、熊たちが体力温存や子育てのために穴に籠る頃、人間界ではお正月を迎えるための準備が始まります。12月13日は「正月事はじめ」。まずは「すす払い」から。一年の間にたまったほこりなどの汚れを払い、穢れを清めます。今からプチ大掃除をしておけば、年末はずいぶん楽になるでしょうね。寒いと腰も重くなりがちですが、お母さん熊を見習って、少しずつ新春の準備にとりかかりましょうか。
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